金澤東山～時は静かに流れて

kumycia&後藤洋子コンサート＠ギャラリー椋

kumyciaさん（歌）と後藤洋子さん（ピアノ）による

コンサートが開かれました

椋でのコンサートは約一年久しぶり

椋の空間に響くkumyciaさんの素敵な歌と

後藤洋子さんの素晴らしいピアノ演奏

JAZZナンバーから浅川マキさんの曲まで

トークを交えながらの

和やかなコンサートでした

お客様にも楽しんで楽しんで頂けたようです

kumyciaさん後藤さん、ありがとうございました

岩手の旅

連日の猛暑

少しは涼しいかと思い岩手に来てみましたが

着いたみたら金沢に負けないほどの猛暑💦

気を取り直し三陸鉄道で「久慈駅」から「宮古駅」へ

　

久慈と言えば朝ドラ「あまちゃん」の舞台になった町

名物のウニ丼弁当はすでに完売でした

車窓から遠くに見える三陸の海

そしてどこまでも続く高い防潮堤

宮古からはレンタカーを借りて浄土ヶ浜へ

ここにも大津波の爪痕が残っていました

夜は三陸の海の幸を求め宮古の居酒屋へ

岩手の友達オススメのホヤに挑戦

初めてなので、一口目はおっかなびっくり

夏は旬で格別美味しいのだそう

貝に似たコリコリした食感と仄かな磯の香り

これは日本酒に合いそう🍶

2日目は民話のふるさと遠野へ

町には民話に関する施設がいくつもあって

どこも沢山の観光客で賑わっていました

日本の原風景のような中にいると

民話の世界に迷い込んだよう

「座敷わらし」に「おしらさま」などなど

一番行ってみたかったのは「河童淵」

釣竿に胡瓜をつけて河童釣りしてみたり….

柳田國男の『遠野物語』を読み返してみたくなりました

3日目は中尊寺から厳美渓へ

この日も午前中から気温34度💦

息を切らして中尊寺の坂道を登りました

国宝　金色堂は撮影禁止🈲

ここだけ冷房が効いているせいもあり

ゆっくり金色に輝く仏像を拝観しました

厳美渓も多くの観光客で賑わっていました

名物の空飛ぶ団子にも長い行列でしたが、

暑さに耐えきれずお団子の行列はパス

最後は「石と賢治のミュージアム」へ

宮沢賢治が働いていたと言われている砕石工場の側にあり

工場も見学出来ます

石と賢治の関わりや生き方を詳しく学ぶことが出来ます

賢治ファンにとってはかなり興味深い場所

宮沢賢治にまつわる蔵書も沢山あります

石だけでなく農業、音楽など様々なことに造詣が深く

文学の才能もあり

「アメニモマケズ」のように生きた宮沢賢治に

深く感銘を受けました

岩手県の素晴らしさ、奥深さに触れた旅でしたが

最後にわんこ蕎麦にずんだ餅もアップします

こちらも岩手に来たら絶対外せませんね！

岩手県の素晴らしさに魅せられました旅でしたが、

次回は春か秋に訪れてみたいとおもいました

月筐 tsukigatami 高橋朋子展

高橋朋子さんの陶芸展が開催されました。

国内外でご活躍されている高橋朋子さんですが、

金沢での展示は初めてとのこと

椋のスペースに素晴らしい作品が展示されました。

緻密に切り取られた金箔や銀箔の幾何学模様が

月や星、そして無限の宇宙を感じさせる作品

こちらのminamoシリーズは

水面を表現した優しく涼しげな作品

こちらは月をテーマにした陶板作品　

銀箔とブルーの釉薬の組み合わせが美しい！

高橋朋子さんの作品は金沢の国立工芸館の

「水のいろ・水のかたち展」でも展示されています。

affection 関由美ガラス展

関由美さんのガラス展が開催されました。

今年のテーマは「affection 慈しみ」

小さないきものや植物に宿る生命を

慈しむ気持ちで、制作された作品の数々

命の煌めきや儚さが、ガラスという素材をとおして

繊細かつ、美しく表現されています。

そして無邪気で愛くるしい表情も

見ている人の心を惹きつけて止みません。

金沢工芸さんぽⅢ

今年も阪急うめだ本店の「金沢工芸さんぽⅢ」に参加しました。

今回は各ギャラリーごとにテーマカラーを決め展示することに

ギャラリー椋が選んだテーマカラーは「ブルー」

金沢の冬、曇りがちな空に淡いブルーの晴れ間が見えたとき

寒さを忘れ、温かい気持ちになります。

ブルーは幸せとやすらぎを感じさせる不思議な色！

青のグラデーションが美しい魚津悠さんの陶芸作品

水の中のいきものをガラスで表現した

関由美さんの「あかはら」

青釉の刷毛目が吹き抜ける風を感じさせる

戸出克彦さんの酒器

ブースはモンドリアンの絵画をイメージ

ブルーとイエローの壁が作品の美しさを惹き立ててくれました。

金沢九谷 三代 戸出克彦さん

銀箔を釉薬を組み合わせた釉面銀彩の作品

金沢九谷の伝統を受け継ぎつつもクールでモダンな印象

「融点」「透℃」「明鏡止水」

どのシリーズも透明感があって美しい！

カメレオンやトカゲ、オオサンショウウオなども

関由美さんの手にかかると、思わず手に取りたくなる愛らしさ！

途中、石川県の観光ＰＲマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」も登場！
記念撮影をしようと多くの人がひゃくまんさんの後ろをぞろぞろ。
こんなにも人気者だったとは!!

「金沢工芸さんぽ」には3年連続で参加させて頂いていますが

このイベントを楽しみにリピートしてくださるお客様も増えています。

また会期中、関西の友人知人の方が何人もブースにお顔をみせてくださり

仕事ながら楽しい時間を過ごすことが出来ました。

ご来場頂いた皆さま、出品作家の皆さま、スタッフの皆さまに

心から感謝申し上げます。