須田郡司さんと鎌田東二さんの写真展が開催されました。
須田郡司さんと鎌田東二さんが、東日本大震災直後から被災地を何度も訪れ
10年間撮りためた記録と、世界各地の巨石の写真を展示しました。
初日には「東日本大震災と聖なる場所と巨石の力」と題して
お二人によるオープニングトークと
鎌田東二さんのミニライブが開かれました。
現地での貴重な体験や巨石と人との関わりの歴史など
興味深いお話を聞くことが出来ました。

須田郡司さんは巨石の写真集だけでなく
独自で取材された全国の巨石マップも制作しています。
会期の二日目からは、お二人そろって巨石の取材の旅に出られました。
4日間、石川、福井、富山を巡り取材した内容は、
最終日にお集まり頂いた皆さんに報告されました。
ファイナルトークのテーマは
「日本海の巨石文化を巡って来て~太平洋沿いと日本海沿いの違いを考える」
私達が住んでいる所からそう遠くない場所に
まだ知らない巨石が数多くあることを知り驚きました。
最後に鎌田東二さんによるミニライブも開かれました。
宗教哲学者であり、民俗学者でもある鎌田先生は
いろんな楽器を演奏されるシンガーソングライターでもありました‼

お二人は椋での写真展の後、5月6日に金沢星稜大学で開催された
公開シンポジウム「危機と文化継承」でも講演されました。