伝統工芸が日常の中にあり、
作り手たちが個性豊かなクリエーションを生み出している金沢・加賀・能登。
陶芸×ガラス×漆芸×金工など異なる工芸を組み合わせて
日常にピリッと心地よい刺激を与えてくれるクリエーション。
大阪の阪急うめだ本店9階祝祭広場にて
金沢の6つギャラリーと1人の茶道家がセレクトして一堂にご紹介しました。

ギャラリー椋のブースでは、5人の作家の作品を紹介しました。
魚津悠(陶芸)・大村大吾(美術作家、彫刻家)・関由美(ガラス)
戸出克彦(陶芸)・山﨑美和(陶芸)
通路側の異工芸を組み合わせた展示。

魚津悠さんの作品。
釉薬の流れる瞬間をとらえた融点シリーズや
静謐な輝きの明鏡止水シリーズ。

彫刻家、大村大吾さんの薬味匙と敷板やトレー。
実用的なモノでありながら、どちらもアートを感じさせる作品です。

ボロシリケイトガラスをバーナーワークの技法で造形した関由美さんの作品。
カメレオン、アカハラ、はんざき、海月など
主に生きものをテーマに創作しています。
ガラスならではの透明感と柔らかいフォルム。


鮮やかな青釉を使った器や、
独自の技法である釉面銀彩を施した戸出克彦さんの作品。
銀色と緑や青の釉薬の組み合わせが美しい。

山﨑美和さんの作品は、赤とミントグリーンが特徴。
どこか繊細で可愛らしさを感じさせる作品です。
***7日間の会期中、このような状況にもかかわらず、
多くのお客様にお越しいただきました。
金沢の工芸や金沢という街に興味を持っている方が、
多くいらっしゃることを知り嬉しくなりました!
この機会に会場で関西方面の友人や知人にもお会いできて
楽しく有意義な一週間でした。