富山市の最勝禅寺で、「行鉢」を体験させて頂きました。
金沢から車で50分、富山インターを降りてすぐにお寺は見つかりました。

「行鉢」とは永平寺や総持寺で行われている禅僧の食事作法です。
禅宗では食事も、修行の一つと考えられています。

ここ最勝禅寺では月に一度、一般の人でも「行鉢」を体験することができます。
本番前に割り稽古があり、ここですでに四苦八苦!

まずは手を清め、心静かに本堂へ

行鉢に使われる器は、入れ子になった6つの漆塗りの器です。
それぞれの道具の扱いや所作の意味について
ご住職さんに詳しく教えて頂きながら食事を進めていきます。

周りの人のペースを伺いながら、箸を進めて行かなければなりません。
もちろん、おしゃべりや音を立てて頂くのもNG!
お沢庵も音をポリポリ音をたてないように言われましたが・・・(汗)

今日のお料理を作って下さったのは、懐石料理の中尾英力さん。
一汁一菜の質素なお料理でしたが、一品一品を深く味わって頂きました。
ギャラリー&カフェ椋(むく)