石川国際交流サロンで開催中の
画家 末松 智さんの作品展に行って来ました。

末松さんは金沢城復元図をライフワークとされています。
復元画は絵図や遺構の測量値を元に三面図をおこし透視図を制作し
その後、基本的には現場でデッサンや油絵を描かれるそうです。

今回の作品展のメーン作品は“幻の空中庭園”
“玉泉院丸色紙短冊積石垣群”は七層の石垣のテラスからなり
復元図ではその一つ一つに絶妙なバランスで木が植えられています。
単なるお城の石垣というより美的な造形物と言えます。
この七層のテラスはバビロンのお城にも見られるものだとか
単なる偶然ではなさそうです!

こちらの会場は伝統的な建物でお庭も素晴らしい!
残念ながら作品を写真撮影することはできなかったので、
帰り道、車を止めて実際の金沢城の石垣を写して来ました。
こちらは“東の丸辰巳櫓”の石垣、現在石垣だけが残っています。
金澤町家Gallery&Cafe椋(むく)