先日のブログで、二階のお座敷の床柱は「椰子の木です。」と、書きましたが、実は違っていたようです。
おととい、「椋」で町家巡遊の集まりがあり、その時に、「椋」の改修工事をして下さった建築士の武藤先生と、そのお知り合いの方が来られました。
その折りに「この床柱は椰子の木なんですよね~」と自信を持って言ったとたん
「これは椰子の木じゃあないですよ~」とのこと・・・
「え~っ!それでは何の木なんですか~~?」と、お聞きすると
「これは、
タガヤサンです!」との答えが返ってきました。
「タガヤサン?!」・・・・そんな木の名前は初めて聞きます。
「
鉄刀木」と、書いて「
タガヤサン」と読むのだそうです。
重い木で、水に入れると沈み、原産地はおもにインドネシアなどの東南アジア、やはり南国の木なんだそうです。
紫檀(シタン)・・・黒檀(コクタン)・・・鉄刀木(タガヤサン)といって、床柱によく用いられる三大銘木の一つなのだとか。
どうもこちらの情報の方が確かなようです。
またひとつ勉強になりました。